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メジャーロード 白根店 住所 新潟県新潟市南区上下諏訪木948−2 最寄り駅 なし 営業時間 不明 最終確認日 2020/02/27 設置機種 なし その他(メンテ等) ガンシューなし
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バトル・VSロードブレイザー ◆y.yMC4iQWE かつてファルガイアを蹂躙した焔の災厄、ロードブレイザーと向かい合う。 それは絶望との遭遇であり、すなわち滅びの確約である。 森羅万象に宿る意思ある力、守護獣(ガーディアン)。 中でも万物を構成する四大元素の守護獣が一柱、火のムア・ガルトの翼から生まれ出た反守護獣とも言える存在がロードブレイザーだ。 火が持つ破壊の性質を極限まで強く顕現させた、生来の破壊神である。 その力は単一の存在でありながらファルガイアに生きる全ての生命と同等かそれ以上。 概念存在である守護獣から生誕したロードブレイザーには、物理的な攻撃はほとんど通じない。 紅蓮の劫火は対峙する者の魂を蝕み、不死種族に逃れ得ぬ滅びをもたらした。 だが、本当の脅威はそこには無い。 ロードブレイザーが災厄と呼ばれる所以は、他者の絶望や悲しみといった負の感情を喰らい力を増すという特性にある。 破壊され薙ぎ払われ灼き払われた生命はロードブレイザーを憎み、怒り、恐怖する。 そしてそんなささやかな抵抗すらも魔神の糧となる。 力を振るえば振るうほど、その力を目の当たりにした者が増えるほど、ロードブレイザーはさらに強力に進化していく。 だからこそいかに強大な力であろうともロードブレイザーを滅ぼすことは叶わず、世界は滅亡の淵へと追いやられたのだ。 人間種族、古代種族エルゥ、不死種族ノーブルレッド、そして星の護り神たる守護獣が持てる全てを投げ打ってなお届かない。 彼らの叡智を結集して創り出されたゴーレムの、並み居る魔獣を薙ぎ払うその威力をもってしても、ロードブレイザーと相対すれば足止め程度が関の山。 魔神は言うなれば自らの起源であるムア・ガルトを含む守護獣さえもことごとく滅却してのけた。 かの剣の聖女とて魔神を滅ぼすには至らず、その命と引き換えに封印することで、ようやくにして苦難の時代は終わったのだ。 その暴虐の化身が、今まさに眼前にいる。 かつてとは違う、不完全な人を模した異形の姿。だが感じる圧迫感は紛れもなく魔神そのもの。 渦巻く怨念の炎が今か今かと解放のときを待っている。 身を晒せば骨も残らず、どころか魂さえも喰らい尽くす滅びの焔だ。 だというのに。 魔神と対峙するアシュレー・ウィンチェスターの胸中には、砂粒ほどの恐れもない。 勝つという確信、全てを終わらせる決意、双方が覇気となって総身に漲っている。 風になびく長髪は純白。 背負うは手にする剣と同じ蒼い輝き。 三千世界に恐れるもの無しと自負するロードブレイザーにあって、唯一『恐怖』を刻み込んだ存在がこの男。 ロードブレイザーに終末を齎した『剣の英雄』アガートラームの剣士ならぬ、『蒼き剣の英雄』果てしなき蒼の剣士。 「行くぞ……ロードブレイザーッ!」 砂を蹴って――地中で爆発が起こったかのように砂柱を立てて――アシュレーは魔神へと。 迎え撃つロードブレイザーは頭部の翅を羽撃かせ、踊るように宙に舞った。 疾走するアシュレーへと両手を突きつけ、破壊の焔を解き放つ。高速で分裂する超高熱の焼夷弾、ガンブレイズ。 アシュレーが変身していたオーバーナイトブレイザーが最も得意としていた焦熱の弾丸が、今はアシュレーの身を灼き尽くさんと迫る。 人と魔神の存在の差か、アシュレーが放つそれとは桁外れの速度で焼夷弾は分裂し、瞬きの間に焔の津波となった。 小さな蒼が巨大な紅に飲み込まれていく。 「<果てしなき蒼>、全……開ッ!」 その灼熱の奔流の只中で、アシュレーが掲げた剣が鮮烈な光を放ち夜空の黒を斬り裂いた。 それは果てしなき蒼により変換されたアシュレーの意思。ロードブレイザーの炎を以てしても喰らえない、希望と言う名の輝きだ。 相食む光と炎。一瞬の相克。 が、勝敗は即座に決した。 アシュレーの背に在る光輪が光の螺旋を吐き出して、踏み込む一歩は音を遥か後方へと置き去りにする。 蒼い流星となったアシュレーは炎熱の壁を正面から突き破り、その向こうにいたロードブレイザーへと肉薄した。 「む、お、おおおッ!」 魔神がとっさに両腕を胸元で交差させた。 伸ばした五指が鋭い刃へと転じ伸張、剣となって朱の炎にコーティングされる。 焔纏う二重の斬撃は、空しくも蒼剣の行軍を止めることは叶わない。一瞬で炎の剣は砕かれる。 しかし、一瞬の遅滞を得ることには成功した。 中枢を貫かれる前に、ロードブレイザーは稼いだ時間を後退へと注ぎ込む。 翼が唸り、上空へと舞い上がる魔神。それは紛れもなく逃げの一手だった。 「なんだ、その……力はッ!?」 「わからないか、ロードブレイザー! この力がどこから来るものか!」 力の総量では圧倒しているはずなのに、なぜ押し負けるのか。 理解できないロードブレイザーに、地上から見上げるアシュレーは言い放つ。 「今、ハッキリとわかる……そう、あのときのように! 僕は一人で戦っているんじゃないッ!」 大地と大空。見上げる者と見下ろす者。 だがこの瞬間、二人の気勢に限って言えばその道理は反転していた。 ロードブレイザーが見上げ、アシュレーが見下ろしている! 「リルカ、カノン、アティ、トッシュ、トカ、ティナ、そしてちょこを守ろうとしたシャドウという男が! みんな、ここにいる……僕といっしょに、ロードブレイザー! お前と戦っているッ!」 いつも笑顔を絶やさなかった、でも本当は繊細な心の持ち主だったリルカ。 魔を祓うためにアシュレーへ刃を向けて、しかしその業を乗り越え共に戦ってくれたカノン。 闇に囚われたアシュレーを光の下へ救い上げてくれたアティ。 任侠に生き、アシュレーを魔神から解放するため剣を振るったトッシュ。 認めるのは癪だが、決して……そう、決して嫌いではなかったトカ。 魔石となってもなおアシュレーへと力を貸してくれたティナ。 一度は敵として相対したが、ちょこを守るためルカに一人立ち向かったシャドウ。 誰もがこの世界で命を落とした。 しかし誰もが誰かの心に何かを残した。 誰もがそのとき彼らにしかできないことをやり遂げ、後に続く者へと道を斬り拓いて果てた。 だからこそ、彼らが示したその道を往くアシュレーは、今この瞬間は、決して一人ぼっちではないッ! 「戯言を……死人が一体何を成せるッ! 死してなお力を残せる強い想いと言うならば、それは私の力となるものだッ!」 「いいや、それは違うッ!」 接近戦は不利と見たロードブレイザーは、アシュレーの剣が届かない上空からガンブレイズの雨を降らせる。 天から降り注ぐ劫火へ、アシュレーは怯まずマディンの魔石を向けた。 「来てくれ、マディンッ!」 果てしなき蒼を通じて魔石にアクセス。 暴走召喚ではない。 幻獣の力だけを、本体を損なうことなく幻体(ユニット)として召喚する力。 アシュレーの背後に巨人の影が現れ、腕を広げる。 その影に重なるようにアシュレーはバヨネットを掲げ、果てしなき蒼の剣先へと重ねた。 蒼剣によって生成された莫大な魔力がバヨネットへと伝播していく。 『ブリザラ』「ブリザガッ!」 重々しい響きの呪文がアシュレーのそれと唱和し、バヨネットの魔導ユニットへ二種の魔法がチャージされる。 ただ複数の魔法を詰め込むのではない。 同調し、混ざり合い、再構成し――限りなく純度を高めていく。 「二重詠唱……起動ッ! スノウホワイトッ!」 膨張し臨界を突破した魔力が現世へと、吹雪となって解き放たれた。 ただの雪ではない。触れるもの全てを刹那に凍結せしめる絶対の白雪だ。 天と地の狭間でガンブレイズの灼熱とスノウホワイトの極低温が衝突し、激しい反作用爆発を起こす。 爆風が過ぎ去ったとき、ロードブレイザーが見下ろす大地には一つとして傷跡は穿たれてはいなかった。 「ば、馬鹿な……ッ!?」 「これはリルカの魔法、そしてッ!」 だが、アシュレーはロードブレイザーに理解の時間を与えない。 スノウホワイトを放った直後、アシュレーは役目を果たし帰界しつつあるマディンの豪腕により天高く打ち上げられていた。 マディンが魔力の風となって消滅し、そこに気を取られたロードブレイザーは自身の上を往く影に気付けなかった。 「メテオ、ドライブッ!」 中空で一回転、伸ばす剣に全身の魔力と遠心力をありったけ上乗せした。 光輪を煌かせ加速、果てしなき蒼を真っ向から斬り下ろす。 流星の速さで駆け抜けた聖剣は、ロードブレイザーの右の翅を半身ともども断ち切った。 「がっ、ぐ、っああああッ!!」 魔神は崩れたバランスを立て直せずに落下していく。 だが防衛本能が働いたか、その身体からは全方位へ隙間無く焔の砲弾が放たれていた。 アシュレーは確実に勝利を得るべく深追いはせず、自身へ迫る焼夷弾の嵐を片っ端から斬り払う。 二つの星が落下し、その中間で幾重もの光芒が閃く。 やがてアシュレーの両足が難なく地を掴んだ。だがロードブレイザーはそうはいかない。 空を往く翼を奪われ、急ぎ再生しようにもアシュレーの接近を阻むために力を割いてしまい、結果無様に砂漠に顔を埋めることとなった。 「……これは、カノンの技だ。ロードブレイザー、僕達の力はお前に届くんだッ!」 リルカが得意としていた合体魔法。 カノンが練り上げた技。 記憶に焼き付いている、在りし日の彼女達の姿を強く思い描く。 「お前からすれば僕達はとてつもなくちっぽけで、弱くて、取るに足らない存在なんだろう。 でも、僕らはこうして手を取り合うことができる。一人ではできないことも二人ならできる。二人で無理なら三人だ。 そうして、誰もが心を一つにして立ち向かえば、どんな障害だって乗り越えていける……それが生あるものに許された力、生きてるって証なんだッ!」 そう、魔神を討ち滅ぼすのはたった一人の『英雄』などではない。 誰かを大切に想う心と心が繋がり合って、一つの巨大な力と成す。 束ねられた命の輝きこそが、邪神の力を浄化せしめるただ一つの正解なのだ。 「お前がいくら強くても、それはお前だけの強さだ。一人ぼっちのお前なんかに、僕達を止められはしないッ!」 ロードブレイザーが負の感情を力にするというのなら。 アシュレー・ウィンチェスターは正の感情を力に換えよう。 生きようとする力は、明日を望む想いは、いつだって前へ前へと進んでいくッ! 「リルカの優しさ……、 カノンの誇り……、 アティの祈り……、 トッシュの勇気……、 ティナの愛……、 トカの科学……、 シャドウの信念……、 僕だけの力じゃない、みんなと繋いだこの絆が! ロードブレイザー、今度こそお前を倒すッ!!」 歩み進んでいくアシュレーの瞳に迷いはない。 果てしなき蒼がその意思に呼応して輝きを増す。 倒れ伏す魔神へと、蒼き剣の英雄は終わりの一撃を振り下ろした。 「終わりだ、ロードブレイザーッ!」 その、一撃は……魔神の命脈を絶つには、至らず。 刹那に再生したロードブレイザーの右腕が、アシュレーの剣を受け止めていた。 「クックックッ……クハハッフハハハハハハハハハッ!!」 轟、とロードブレイザーから焔の嵐が巻き起こる。 アシュレーは咄嗟に剣を引き、後方へと跳躍すると、その後を追うように焔が伸びる。 焔の竜が顎を開き、幾条もの熱線となってアシュレーを襲った。 「ぐっ……!」 果てしなき蒼での防御が間に合わず、激しい痛みがアシュレーの全身を駆け巡った。 ロードブレイザーは再生を終えた翅を悠々と羽撃かせる。 「いやいや……甘く見ていたよ。さすがは一度私を滅ぼした男。余力を残すなど失礼な話だったな」 消耗などあるはずがないだろう? そう突き付ける様にロードブレイザーは一瞬で再生を終えた。 果てしなき蒼の斬撃はロードブレイザーと相反する正の力の塊だ。残留する意思の力は傷の再生を阻害する。 よって、斬られたと言うならばそれ以上の力で以て傷口をさらに破壊、元から創り直すしかなかった。 いかにロードブレイザーとはいえ現在は十全の身ではない。 無闇に力を浪費すればあっという間に枯渇する定め、だったのだが。 「誇るがいい。この焔の災厄は、お前を、お前だけを滅却するためにこの力を振るうと宣言する。 アシュレー・ウィンチェスター! 絶対の破壊者たるこの私の、対となるべき存在こそがお前なのだと、今こそ私は認めようッ! お前という希望の象徴を砕いたときこそ、私は真に再誕のときを迎えるのだッ!」 吹き上がる紅蓮の焔に僅か漆黒が混じる。 触れただけで魂さえも蝕まれそうな、暗い瘴気を発する焔だ。 「アシュレー、お前はあのときこう言ったな。『英雄なんていらない』と。世界を支える力は世界に生きる全ての命の力……。 クククッ、そうだなぁ、あのときといい今といい、嫌というほどその意味を思い知らされたよ。だがな、アシュレー。考えたことはないか?」 ぞわり、アシュレーの肌を立ち昇る怖気はロードブレイザーのものではない。 人を超越した魔神ではなく、どこまでも人でありながら邪悪を是とするモノの気配。 「命はすべからく正の方向に向かって伸びゆくものか? 世界はそんな優しさで溢れているか? ……そんな訳はないな。 私が生まれたのは偶然の結果だ。ムア・ガルトから分かたれた原初の私には、力こそあれど意思がなかった。 その私に意思を、形を与えたのはお前達だッ! 怒り、憎み、妬み、恨み、誰しもが心の奥底に潜ませる無垢なる悪意こそが私を育てたッ!」 「そんな、ことは……ッ」 「ない、とは言い切れまい? お前は知っているはずだ。 私がお前の内的宇宙に降ろされた日のことを忘れてはいまいな。そうだ、オデッサの者どもを思い出せッ! 人でありながら世界に混乱を望み! 踊らされているとも知らず欲望に狂い果てたあの道化どもをッ!」 「オデッサ……!?」 「やつらこそが反証だ! お前のように平和や秩序を望み生きる者もいれば、奴らのように戦乱と混沌を望む者がいるッ! そう……一つ一つの生きたいという想いが世界を救うというのならッ! 誰しもが持つちっぽけな悪意が世界を破壊し得ることもまた、認めなければならないッ!」 魔神は英雄へと滴る悪意を突き付ける。 メリアブール、シルヴァラント、ギルドグラード。 かつての内戦で滅びたスレイハイムを除けば、ファルガイアはその三国といくつかの自治領を中心に表面上は平和を保っていた。 その穏やかな水面に投げ込まれた石がテロ組織『オデッサ』である。 現行国家を破壊し一つに統合するという野望の下、オデッサは次々と行動を起こした。 テレパスタワーを占拠しての電波ジャンク、ハルメッツの町の住民を拉致、タウンメリア空中戦、そして各国首脳が集うファルガイアサミットの襲撃。 空中要塞『ヘイムダル・ガッツォー』の起動、そして核ドラゴン『グラウスヴァイン』の襲来。 いずれも未曾有の危機であり、アシュレーらARMSが仕損じれば世界が焦土に包まれていたことは疑いない。 「だが僕達はオデッサを止めた! 僕達だけじゃない、世界中の人が手を取り合ったんだ!」 「そう……そこが問題だ。お前達の指揮官、アーヴィング・フォルド・ヴァレリアは紛れもなく天才であったろうさ。 誰の目にもわかりやすい悪を用意することで世界に結束を促す。より大きな脅威と対するために痛みを強いる。 ふん、オデッサは奴の掌の上で踊ったに過ぎん。だがもし奴の目的がオデッサの首魁、ヴィンスフェルトと同一であったならどうだ? ARMSは結成されず各国の連携も取れず、いずれ用済みになったオデッサは排除され、世界は奴の手に落ちていただろうさ」 「アーヴィングはそんな人間じゃない!」 「可能性の問題だよ。結果として奴は世界の命運を手中にしていた。 世界という広大な全が個人という矮小な個に掌握されていたのは紛れもない事実だ」 「何が言いたいんだ! 仮定の話にどれほどの意味がある!」 「仮定? 違うな、事実なんだよアシュレー。世界を救うためにはなるほど膨大な善意が必要だ。 だがな、世界を壊すのなら……たった一人の悪意で十分なのだッ!」 ロードブレイザーが広げた指を握り締める。 掌中から出でる焔の熱は離れて立っているアシュレーの肌を焦がした。 「そして、お前は知っているはずだッ! 人の身でありながらこの私にすら匹敵するほどの邪悪を! この場で、その身で、その剣で! 奴と骨肉を削りあっただろうッ!?」 ロードブレイザーの立っている場所――そこは、その場所は。 「ルカ……ブライト」 狂皇子が果てた場所。 魔神が虚空からその手に掴み取ったのは、燃え尽き風に乗って散逸したかつて人であったものの名残り。 灰だ。 「そうだ! ルカ・ブライトの怨念が残るこの灰こそが私を呼び覚ました! そして今また、この私の血肉となるッ!」 ロードブレイザーが大きく腕を広げ、自身の胸の中心へと指を突き立てた。 そのまま……力任せに胸郭を割り開き、グロテスクな様相を見せる内蔵を露出させていく。 「さあ来るがいいッ! お前はずっと求めていたのだろうッ!? 世界の全てを無に帰すほどの、絶対なる破壊をッ!!」 ロードブレイザーの声に応える様に――巻き起こった風は唸りを上げて一点へと集約していく。 アシュレーは本来無色であるはずの風に色がついているのを見咎めた。 どす黒い、黒。 灰のひとかけらに至るまでその性を主張する、狂王子の執念だ。 「な、何をする気だ……!」 「おお……おおおおおおおおおッ! 力が戻ってくる……なんと凄まじい負の怨念か……!」 ルカの灰を取り込むロードブレイザーは、歓喜の声を上げる。 極上の料理を頬張る食通のように。 欲しかった玩具を手に入れた子供のように。 求め、受け入れている。 世界を灼き尽くすほどの、ルカ・ブライトの憎しみを。 ロードブレイザーは破壊に匹敵するほどの恍惚を覚え、そして叫んだ。 「……おおおおおおおおおッッ…………『アクセス』ッッ!!」 高まる熱が可視化する――その光の中、アシュレーは垣間見る。 紅蓮の焔の中、まっすぐにこちらを射抜く殺意に満ちた瞳を。 筋肉を連想させるロードブレイザーの身体が弾けた。 太陽の表面で跳ねるプロミネンスのように飛び散る血肉が光の粒子となり、翡翠の中心核が剥き出しになる。 明滅する宝玉。 粒子が再び列を成し、虚空に鼓動を刻んでいく。 点が線に、線が面に。 再構成を果たした粒子は硬質な装甲を形成し、見覚えのあるフォルムを取り戻していく。 「……ナイトブレイザーッ!?」 焔が収まれば、そこには騎士が立っていた。 かつてアシュレー自身が変身した姿――では、ない。 金色の装甲。 波打つ焔のマント。 兜がなく、そこにはロードブレイザーの頭部がそのまま生え出している。 なにより、 「ルカの、鎧ッ……!!」 騎士が纏う鎧はルカ・ブライトがいかなるときも身に着けていた全身鎧、そのままだ。 違いがあるとするなら、純白が黄金へと変わったことだろう。 オーバーナイトブレイザーL/L2。 ルカ・ブライトとロードブレイザー。 本来出会うはずのない二つの邪悪が結実した姿が、アシュレーの前に確かな脅威となって立ちはだかっていた。 「フゥゥゥ……ハアアアァッ!」 呼気とともにオーバーナイトブレイザー――ロードブレイザーが焔を剣の形へと凝縮させていく。 ナイトフェンサー。ただしこちらもアシュレーの使っていた二対の光刃ではなく、荒れ狂う焔の刀身を持つ大剣だ。 ルカ・ブライトが操っていたあの禍々しい剣を思い起こさせる。 「さあ……続けよう、アシュレー・ウィンチェスター。 お前達が繋いだ絆と、私が取り込んだルカの妄執と! 一体どちらが真に強きものであるか、確かめ合おうではないかッ!」 ロードブレイザーが地を蹴った。 足と砂の設置面で小爆発が起こり、その身体を前に押し出す。 同時に翼が風を捉え、二段階目の加速を得る。 「速い……!」 アクセラレイターもかくやという速度で迫るロードブレイザーを前に、アシュレーもまた光輪から魔力を噴出し迎え撃つ。 赤い彗星と蒼い流星が、砂漠の静寂を斬り裂いて激突した。 「はああああああッ!」 「どうした、英雄! 先ほどまでの勢いがないぞッ!」 その気になれば鼻先に噛み付けそうな距離。 アシュレーの果てしなき蒼とロードブレイザーのナイトフェンサーが、互いに打ち勝とうと蒼紅の光を明滅させて喰らい合う。 先ほどはただの一撃で砕け散った魔神の剣は、今度はしっかりと形を保ったまま、果てしなき蒼の守護領域を超えてアシュレーの身体を灼いていく。 「ぐ……うう……!」 「ククッ……言葉も出んか。そうだろう。この身体、馴染む……馴染むぞッ! 私が降ろされたのがお前ではなくルカ・ブライトであったなら、ファルガイアだけでなく遍く三千世界を灼き滅ぼしていたろうよ! いいや、まだ遅くはないな。お前を殺し、生き残った者どもを塵殺し! ありとあらゆる命ある世界へ攻め寄せてくれようかッ!」 「そんなこと……させる、ものかあぁぁッ!!」 アシュレーの懐で魔石が輝き、もつれ合う二人の頭上に幻獣マディンが顕現した。 巨体の豪腕を振りかぶり、スパークする拳を異形の騎士へと叩き落す。 ロードブレイザーが巨人に注意を向けた一瞬を逃さず、アシュレーは剣を巧みに返しナイトフェンサーを払う。 瞬時に後退。引き抜いたバヨネットからビームを連射し、ロードブレイザーを牽制することも忘れない。 目論見通りロードブレイザーの姿は小山ほどもある拳によって覆い隠された。 「はぁっ……はぁっ……どう、だ……!?」 難を逃れたアシュレーは剣を地に突き刺し激しく息を付く。 力が増した魔神の攻撃は、こちらも常時全力全開でなければあっという間に押し切られていた。 ルカの怨念が篭もる焔は果てしなき蒼の聖性を以てしても浄化せしめること叶わず、猛毒のようにアシュレーを蝕んでいる。 そして、その全力を以てしても。 認めざるを得ない、押し返せなかった。 無敵の存在であるロードブレイザーだが、付け入る隙はただ一つだけ存在していたのだ。 「……終わりか? アシュレー」 アシュレーの眼前、マディンの拳がゆっくりと持ち上がっていく――否、持ち上げられていく。 ばさ、ばさと羽音が蠢くたび巨人は押しのけられ、その下から無傷のロードブレイザーが姿を現した。 片手でマディンの拳を受け止めたまま。 もう片方の手に生み出した焼夷弾で、マディンの全身を貫いた。 「マディン! くっ、戻ってくれ!」 幻獣の苦悶がアシュレーを打った。ダメージが魔石の中の本体へ到達する前に幻体召喚を解く。 間一髪で消滅を免れた幻獣に意識を割く余裕もない。 ロードブレイザーに再び生み出された炎剣が、目前に迫っていた。 「小手先の技で私は倒せんぞ、英雄ッ!」 魔神と戦うにあたり、トッシュが証明した無二の活路。 それは剣を『用いて』いても、剣を『使いこなして』はいないこと。 アガートラームの奥義アークインパルスが使えない以上、概念存在であるロードブレイザーを屠るには存在そのものへ干渉し消し去るしかない。 アガートラームを除くのならば、その方法はかなり限定される。 同じく概念存在であるガーディアンが変化した魔剣ルシエド、もしくは意思を力へと変換する果てしなき蒼がそれだ。 本来この世の存在ではない幻獣召喚や圧縮起動した二重魔法ならば通じはするが、とても致命の一打にはなりえない。 一度限りの切り札である暴走召喚や、ゴゴが放った四連アルテマなどなら話は別だが。 前者は代償にマディンの消滅を意味し、後者は今のアシュレーでも放てない。 必然、果てしなき蒼による接近戦こそが唯一無二の正答だったのだ。 だが、その突破口も今はない。 「そらそらそらッ!」 「この剣は……ルカのッ!」 剣閃が乱舞し、空間を斬り取り大気を焦がす。 常人を遥かに超える蒼き剣の英雄の動体視力を以てしても、閃く剣の軌跡を捉えられない。 ナイトフェンサー自体が焔を撒き散らしているため、肌を灼く熱気でその位置を予測することはできる。 そのため寸前で何とか受け太刀を割り込ませられたが、それすらも綱渡りだ。 力任せに振り下ろすと思えば縦横に軌道を変えて、受けたと思えば刃を滑らせ巻き上げようとする。 先ほどまでのロードブレイザーの手札には有り得なかった、体系化された人の剣技。 ルカの灰を取り込んだロードブレイザーは、力を回復させるだけに留まらずルカの技さえも我が物としていた。 「こちらも忘れるなッ!」 そして炎剣を凌ぐことで精一杯だったアシュレーは、ロードブレイザーの残る片手に生成された炎弾にまで対応することができない。 斬り合う両者の中間で炸裂した焼夷弾は等しく二人を吹き飛ばした。 が、火の守護獣から生まれたロードブレイザーが焔でダメージを負うことなど有り得ない。 結果、アシュレーだけが一方的にごっそりと体力を奪われる。 「しまっ……!」 蓄積するダメージに足が止まる。 その隙を見逃さず旋回したナイトフェンサーが、アシュレーの手から果てしなき蒼を弾き飛ばした。 ロードブレイザーがルカの技を得たのならば、純粋な剣技勝負ではアシュレーが及ぶべくもない。 アシュレー・ウィンチェスターは純粋な剣士ではない。彼がが最も得意とするは剣ではなく銃剣、銃と剣のコンビネーション。 トッシュ、あるいはトッシュを物真似したゴゴならば話は別だろう。 その上根本的な出力すらもロードブレイザーが勝っているのだから、正面から挑んで勝てる道理はない。 数百メートルは離れた岩山に果てしなき蒼が突き立つのが見えた。 今のアシュレーなら五秒で到達できる距離ではある。 だが五秒もあれば無手のアシュレーを斬り伏せることなど今の魔神には造作ない。 バヨネットではナイトフェンサーを受け止められないことは試すまでもなくわかる。 (どう……する? 合体魔法……駄目だ、果てしなき蒼がなければ魔力は増幅できない……!) ロードブレイザーが逡巡するアシュレーを斟酌してくれる訳もない。 斬りかかって、はこない。 魔神は遠い聖剣を見やるとさも楽しげに肩を揺らし、炎剣を消滅させた。 腹の装甲が左右に開閉し、内部から砲塔のような内臓器官が露出する。 その威力、アシュレーは身を以て知っている。 幾多の魔獣を灰燼に帰した、一撃必殺の粒子加速砲――。 (バニシング――――!?) 「――――――――バスタァァァァァァァアアアアアアアアッッ!!」 灼熱の奔流が放たれる刹那、アシュレーはせめてもと全力で飛翔した。 遥か後方にいる仲間達に累が及ばぬように。 アシュレー自身は回避は不可能だと冷静に判断していた。 バニシングバスターが直撃する前に果てしなき蒼を抜き、全力で防御――だが間に合うかどうか、かなり分は悪い。 アシュレーの背後で解放されたバニシングバスターの砲火は、直視していないにもかかわらず砂から照り返される輝きで目が眩むほどだった。 (間に……合わ、ないッ――!) 流星は、焔の大河に飲み込まれ消えた。 ◆ 「――――ほう?」 一方、湧き上がる破壊衝動を万物を溶かす焔へと変えて吐き出したロードブレイザーは、さしたる疲労もなく為した破壊の痕を見る。 島を東に貫いた粒子加速砲は、地表面に存在する全ての形あるモノを灼き払っていった。 焔の災厄と呼ばれていた全盛期からは程遠いが、それでも人を屠るには十分すぎる力であった。 だと言うのに。 「さすがは我が宿敵……いいぞ、そうでなくてはなッ!」 ロードブレイザーの魔眼は、溶けた大地に這い蹲る――しかし五体満足の英雄の姿を見出した。 その手には殊勝にも蒼い魔剣が握り締められている。 身体を灼かれながらもたった一つの希望を守り通すことには成功していたらしい。 笑声を漏らし、ロードブレイザーはゆっくりと彼に近づいていく。 飛ぶのではなく歩く。絶望を刻むように、砂を蹴立てて。 「く……う、うう……」 「正直、驚いたぞ。その小賢しい剣ごと消し飛ばしてやるつもりだったが、まさか耐え抜くとはな」 どうやって難を逃れたか、見当は付く。 直撃の瞬間、アシュレーは連続して氷結魔法を発動していた。 もちろん蒼剣の補助なしに発動した魔法では粒子加速砲を防ぐ盾には成り得ない。 アシュレーの狙いは空中に足場を作ること。それらを蹴り跳び、光輪の噴射と合わせて焔の軌跡から逃げ延びたのだ。 だが、それでも無傷ということは有り得なかったようだ。 身を包んでいた聖衣は半ばほど焼け落ち、無残な傷痕を夜気に晒している。 呼吸は弱々しく、指先は痙攣を繰り返す。 脅威が間近に迫っても立ち上がれもしない。 死線の底でかろうじて掴み取った果てしなき蒼は魔神によって蹴り飛ばされ、アシュレーの手を離れていく。 決着の瞬間――因縁の終わりがやってきたことを、ロードブレイザーは感じていた。 「思えば長かったな。剣の聖女から続く我らの戦いも……ここが終局だ。物悲しさすら感じるよ、アシュレー」 ナイトフェンサーを顕現させる。 油断はしない。なんとなれば、アシュレー・ウィンチェスターという男の真価は追い詰められたときこそ爆発するのだ。 全力を以て屠ってこそ、かつて自身を育てたこの男の恩に報いるというもの。 「心臓を抉り出し、喰らってやろう。私の血肉となるがいい……ルカ・ブライトと同じように」 「ま……だ、だ……ッ!」 「剣もなく、立ち上がることもできん。お前はよくやったよ、アシュレー」 いかに剣の英雄だとて、首を落とさば生きてはいられまい。 「さよなら、アシュレー・ウィンチェスター」 ナイトフェンサーが閃き、アシュレーの首を一刀の下に斬り落とす。 落ちて消えるが、儚き人の定めである。 「…………は」 重い肉塊が砂を散らす。 ロードブレイザーは傲然とソレを見下ろしていた。 「なん……だと……?」 肩から斬り落とされた、己自身の片腕を。 「が……がああああッ! ば、かな……ッ!?」 ロードブレイザーの前に、一振りの剣がある。 果てしなき蒼、ではない。 遥か南の地にあるはずの、いるはずの、 「ルシ、エド……?」 ガーディアンブレード・魔剣ルシエドが、純然たる敵意と共にロードブレイザーと相対していた。 「貴様……欲望の守護獣! 何故動ける!? 宿主はここにいたというのに!」 ルシエドはずっとアシュレーの裡にいた。だからこそ彼の呼びかけに応え剣となって顕現した。 だが、魔王の影響下にあるこの島では、一度剣として顕現させたのならそれはアシュレーの内的宇宙とは切り離された状態ということだ。 手元になければ呼び戻すことはできない。 またルシエドは唯一実体を保てる守護獣であるが、欲望を糧にするがゆえに他者の欲望が無ければ自ら動くことはできない。 ルシエドを戦力として数えたいのならばアシュレーがその場に行き命じなければならないはずだった。 だからこそ脅威として認識しつつも、この戦いの中でさほど気に留めていなかったのだ。 影狼は黙して語らない。 ただ、己を握る主の命を待つのみ。 そして、ロードブレイザーにはわからずとも。 アシュレー・ウィンチェスターにはわかる。 ルシエドがここに来た理由を。 ルシエドがここに来れた理由を。 今、ルシエドが己に何を望んでいるのかも。 ハッキリと、わかっている。 「ああ……そう、だ……」 そして……、立ち上がる。 ロードブレイザーが最も恐れた男が、 人の身でありながら魔神へと食い下がる男が、 もはや死泉に腰まで浸かっている、放っておけば遠からず死に至る、そんな状態だというのに、 アシュレー・ウィンチェスターは、何度だって立ち上がる。 「どんなときでも……僕は、一人じゃ……ないッ……!」 アシュレーは相棒たる剣を引き抜いた。 その掌には、蒼く輝く絆の証。 「いっしょに……戦っているんだッ……!」 ロードブレイザーが最も嫌う命の輝き、繋がり拡がる想いの糸。 その糸を手繰った先に、きっと、いてくれるのだ。 「そうだろ――ゴゴッ!!」 『当然だ』 応えた声は、物真似師のもの。 アシュレーの握り締める感応石が、遠く離れた友の心を届けてくれる。 時系列順で読む BACK△113-5 ――トゥーソードNext▼117-2 どんなときでも、ひとりじゃない 投下順で読む BACK△113-5 ――トゥーソードNext▼117-2 どんなときでも、ひとりじゃない 113-5 ――トゥーソード ちょこ 117-2 どんなときでも、ひとりじゃない ゴゴ アシュレー ▲
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ろーどろーらーぶし【登録タグ VOCALOID ろ レインロード 曲 鏡音リン】 作詞:レインロード 作曲:レインロード 編曲:レインロード 唄:鏡音リン 曲紹介 「ロードローラー音頭」が「音頭」ならこちらはロードローラーのことを歌っている「演歌」。 再生数ではさすがに音頭に負けるが、曲・歌詞のシュールさや熱さはあちらには負けない。 歌詞 ※お前にあずけた この命 尽きる その時が来るまで 親父の形見と生きてく ロードローラーとよ~ ※Repeat 辛い日もあれば 良き日もあるさ みんなまとめて人生さ 苦しみも 深い悲しみも 怒りさえ ぜんぶ 踏みならせ お前と歩いた この時を ずっと 忘れたりしないよ 本当だね この人生は ロードローラーだよ~ 兄弟二人の 宝の重機よ これからも傍で 見守ってくれ 切なさも 苦い思い出も いたみさえ ぜんぶ 踏みならせ ※Repeat 本当だね この人生は ロードローラーだよ~ コメント 名前 コメント
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②ロードムービー 物語の大半を占めるのがこのロードムービーです。 廃棄異郷(ハイキョ)で、あるいはコロニーの内部で、スカベンチャーは与えられた依頼を達成するために様々な活動を行います。その活動のさなかで、スカベンチャーは様々なアクシデントに見舞われます。 ロードムービーは、こうした「作業の進行」と「発生したアクシデントへの対処」を代わる代わる行っていきながら、最終目標である「ラストチャプター」へ向けて進んでいくパートとなります。 A.全体の流れ ロードムービーは、「プロセス消化パート」「チャプター処理パート」の二つを繰り返していくことで進行します。 プロセス消化パートは、チャプターに至るまでの過程を表すパートです。 多くの場合、与えられた任務を達成するために向かうべき場所までの移動経緯を意味します。 対応するチャプターごとに指定された方法で判定を繰り返し、判定の結果に合わせて発生するプロセスの回数分だけ判定を行ったなら、セッションは終了します。 B.プロセス消化パート プロセス消化パートは、物語中で発生する大きな出来事と出来事の間に存在する比較的平和な時間を表します。平和と言っても外の世界はそもそも危険がいっぱい。何事もなく済むかどうかは、ハンドルを握るドライバーの腕前にかかっていますし、万が一何かがあったときにそれを対処できるかは、周りの仲間たちの連携にかかっています。 [共通ルール] プロセス1につき、指定された判定を1回行います。 判定にはそれぞれ、[人為的失敗][環境的失敗]があり、一定以上大きな値を出すと、それらに応じたアクシデントが発生します。 [人為的失敗]は運転技術の不足や、外の環境に無関係に発生するアクシデントの発生を意味します。人為的失敗の失敗率は、キャラクターが運転するビークルに設定された[運転難易度]によって決まります。これに該当する値を出すと、運転アクシデントか徒歩アクシデントのうち、使用した判定で定められたアクシデントが発生します。この二つを合わせて人為アクシデントと呼びます。人為的失敗の優先度は3です。 [環境的失敗]は外の環境の影響で起こるアクシデントの発生を意味します。環境的失敗の失敗率は、エリアごとに設定された[危険度]によって決まります。これに該当する値を出すと、エリアごとに設定された環境アクシデントが発生します。環境的失敗の優先度は2です。 判定を一回行うか、[休憩]した時、全てのキャラクターにそのエリアの[汚染値]に等しい点数の異郷毒を蓄積します。 原則として、最初に判定を行ったキャラクターが継続してそれ以降の判定も行います。ただし、[休憩]を行ったタイミングに限り、判定者を交代することができます。また逆に、何らかのアクシデントが発生した場合、ドライバーは交代しなければなりません。アクシデントが発生したタイミングは、ドライバーの疲労が限界に達するタイミングとも一致しているからです。その後、次のアクシデントが発生するまで、最初にドライバーとなっていたキャラクターは判定を行うことはできません。 本ルールブックでは、「プロセス消化パート」で行う判定は二種類です。 今後、世界を拡張していく中で新たなプロセス消化手段が増える可能性はあります。 1.ドライブ・ダイス プロセス消化パートが「ビークルでの移動」を指す場合は、この判定を使います。 使用する行動:『運転』 発生する『人為アクシデント』:「運転アクシデント表」 2.クエスト・ダイス プロセス消化パートが「徒歩での探索」を指す場合は、この判定を使います。 使用する行動:『案内』 発生する『人為アクシデント』:「徒歩アクシデント表」 C.チャプター処理パート 一定のプロセスを消化すると、どうしても旅の中で避けられないアクシデントが発生します。 これを「チャプター」と呼びます。 チャプターに到達した際は、PCは一致団結してその苦難を乗り越えられるよう頑張りましょう。 チャプターの内容はGMがシナリオ上であらかじめ決定していても構いませんし、プロセス消化パート中に使用するアクシデント表と同じようにランダムで決定しても構いません。 それが最後のチャプターであるならば、ラストチャプターへと移行してください。 D.ブレークタイム チャプター処理が終了した後、ほっと一息つく瞬間があることでしょう。 この時、各PCはそれぞれ1回ずつ、好きなアクションを行うことができます。これを「ブレークタイム」と呼びます。 ブレークタイムに行えるアクションのうち、誰でも行えるアクションを「基本アクション」と呼びます。 基本アクションは六種類あります。 歓談(チャット) 密会(デート) 探索(シーク) 調査(リサーチ) 安息(リラックス) 対処(ディール) 具体的にできることについては、ブレークタイムをご確認下さい。 また、プロセス消化中に[休憩]を5回連続で行った場合も、「追加ブレークタイム」としてアクションを行うことができます。 この場合、各プレイヤーはもちろん[休憩]5回分に応じた異郷毒を蓄積しなければなりません。 ブレークタイムが終了したならば、プロセス消化パートに戻って下さい。 ラストチャプターに到達するまで、これらを繰り返します。
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ロード 作者:パラ峰 連載時期:2012年07月01日 - 2015年09月13日(完結済み) 作品リンク 第一話① 第一話② 第二話① 第二話② 第三話① 第三話② 第四話① 第四話② 第五話① 第五話② 作品概要 あらすじ 登場人物
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「ファンロード」1985,7月号(ラポート)収録 ダーク・カモノハシ,猫田猫美マンガ,変形版,1985/7,雑誌 キミはカモノハシをボーボーと進ませて、なんとか城につかせてあげるわけですな。 「ファンロード」1985,8月号(ラポート)収録 ガンモドキゲーム,天龍たむろマンガ,変形版,1985/8,雑誌 さて今月のタイトルは、「ガンモ」大好きの天龍たむろさんにまさにガンモドキ・キャラを作ってもらった、ガンモドキ・ゲーム!? キミはガンモドキを成長させていって、なんとかハッピー・エンドに持ちこんでしまうわけ♪ 「ファンロード」1985,9月号(ラポート)収録 ヨシオ・アドベンチャー,湖東えむマンガ,変形版,1985/9,雑誌 アドベンチャーコミック第4弾 「ファンロード」1985,10月号(ラポート)収録 「マダム・ヒーロー」猫乃都,変形版,1985/10,雑誌 「ファンロード」1985,11月号(ラポート)収録 「猫美ちゃんのゲゲボゲーム」猫田猫美,変形版,1985/11,雑誌 「ファンロード」1985,12月号(ラポート)収録 「風魔のネ小次郎」つるりん,変形版,1985/12,雑誌 「ファンロード」1986,1月号(ラポート)収録 「銀河漂流バイファム」 #ちなみに 、マンガ「私はこうしてソーサリーした」(山本弘)もこの号 「ファンロード」1986,3月号(ラポート)収録 ウソップ物語,印南勇マンガ,変形版,1986/3,雑誌 「ファンロード」1988,4月号(ラポート)収録 ビッグ・ドラゴン・スピリッツ,はまきた原人シナリオ/横山浩子マンガ,変形版,1988/4,雑誌 #(『ファンロード』は、一部行方不明&途中から買わなくなったので不完全です。あと、ページ数とパラグラフ数はパス。作者名もよくわからない……)
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オアシスロード 9-255~257・469~473 255名無しさん@お腹いっぱい。sage04/08/16 11 27 ID OMShbles オアシスロードをやります。 地道に世界の謎を解いていく話なのでちょっと長くなるかも。すいません。 世界観、神話の内容はwww.geocities.co.jp/Playtown/6842/oasis/02denshou.htm キャラクターはwww.geocities.co.jp/Playtown/6842/oasis/03jinbutu.htm 世界が寒冷期を迎え、砂漠化する中、多くの人々は南を目指し、 牧人は定住し、戦の影さえなくなりました。 自給できない街は次々に砂漠に飲み込まれていき、 人類は黄昏の時代を迎えつつあります。 そんな中主人公は砂漠の王リブスの命を受けます。 「特定の家系に口伝として残り、物語にまとめられた賛歌を採集し、 その中に唄われた神代の知識を収録する。 知識の鍵が賛歌にあるのなら、その錠は遺跡にある。 砂に埋もれた遺物を掘り起こし、歴史の真実をその目におさめよ。 古い伝承に隠された先人の意図を読み取れ。 孤立した街を見つけ、交流をもたせよ。 人が去る中でも産業を奮い立たせ技術を復活させよ。 知識は光の種となり、生命の木を復活させるだろう。 たとえ絶望に打ちひしがれても、 お前の残した足跡は後の世で生きることを忘れないでほしい…」 主人公は6つの隊商の中から1つを選び、 彼らと一緒に地図を作り世界を確定しながら光の種を集める旅に出ます。 彼らにはそれぞれ別の目的があって、 シャシャ隊:光輪のスートラ、光の衣入手 チャトラン隊:各地に生息する獣を捕まえ、北上 アールマティ隊:財宝を手に入れる アクヴァーン隊:神獣を倒す シンパオ隊:宝石の入手、幻の草原馬の発見 クシャスラ隊:光の道標に関する賛歌集め という目的も途中で一緒に達成していくことになります。 256オアシスロードsage04/08/16 11 31ID OMShbles 古都イラーブリタ周辺 六都市の中心地。昔は人も獣も大街道を通り、衣、建材、食物そして技術が各地方から 運び込まれてきていたが、大街道は砂に埋もれ今はその影もない。 光の種:絹織物 (←すみれ青+絹布←麻布←綿布) リブスと姪のフィーナは主人公達の集めてきた「古い民家の跡」「世界図」などから 神話世界が現実にあったものだと予想します。さらにリブスは「しましま岩」「水中遺跡」に 見られる海の痕跡や、「鉱山跡」「赤い地層」に見られる、茶色・人間の痕跡のない 白い地層・赤の三段階の地層の変化について疑問を持ち、次なる主人公達の戦果を楽しみにします。 ラミヤカ人の道 海を捨て、陸に上がった好戦民族、ラミヤカ人の住む土地。 昔は度重なる戦が人々に恐怖や名誉への憧れを抱かせていたが、 岩塩を多く含む土地のせいか気候の変化による荒廃の度合いがひどく、 現在は奪うものもない。住人は南方への移動を進めている。 光の種:香料(←オリーブ油+香餅←乳香+跳び虫) リブスとフィーナは主人公達の集めてきた「幽霊船」「珊瑚」「巨人の船」 そしてオリーブ森から、以前この地方が海に近い土地だったと予想します。 また、「黒い石」「溶けた都市」「神の武器」は 神話に出てきた天の火が原因でできた物ではないかと考えます。 リブスは更にこの天変地異が世界規模で起こったものなのか、 また、天の火と洪水の因果関係、神話時代との大きな気候変動の関係など 神災の伝承の元となった出来事の詳しい調査を希望します。 257オアシスロードsage04/08/16 11 34ID OMShbles 地の国ダイティヤ 外界の者は悪魔の土地と呼ぶが本当は宝石の産地で人々は豪気。 しかし、加工技術が失われて久しく貴石を宝石に研磨する職人も今は少ない。 また、以前は森林の豊かな土地だったが、貴石の過剰採掘により山が枯れ、 砂漠化が進んでいる。 光の種:宝石細工(←細工物+宝玉←貴石) リブスとフィーナは主人公達の集めてきた「星暦」「宗教暦」から、 神災が3千年程前にあった出来事だと予想します。 二人は、神災によって起こった出来事を整理することにしました。 ・神災 天から赤い星が近づき、天の火が起こり火の雨が降った。 ↓ 大洪水が起こり、大きな月が夜を照らすようになった。 ↓ 直後、世界がズレを起こし、各地の気候が変わった。 ↓ 「白い帝王(現在は局地風の意)」が世界を支配し、極寒の時代が来た。 リブスとフィーナは、この「白い帝王」に世界が支配された時代、人間はどうしていたのかを 考えます。神話では人は帝王に囚われて氷漬けになったとされています。フィーナは、 「古い民家の跡」「鉱山洞」の白い地層を、人間が氷漬けになっていた時代の物のため 人間の痕跡がないのではないかと推理します。 しかしリブスは、氷漬けというのは比喩であり、現在のように、3千年前にも人々は南に 一時的な移動をしていたため、白い地層に何も残っていないのではないかと考えました。 二人は、南に向かった商隊の次なる報告を楽しみにします。 熱帯バーラタ 六都市の中で最南方の熱帯雨林に囲まれた神都郡。住人は温厚。 古代の信仰が残り、特に火の神を崇拝する人々が多い。 焼畑農法で作物を作っているため、焼畑と同時に植林をしないと森の再生機能が追いつかない。 光の種:漆器(←漆+器←木材) リブスとフィーナは、「菩提樹」「白い崖」から、イラーブリタの赤い地層がバーラタの土と 同じものだということを知り、イラーブリタ周辺も以前は熱帯だった。→大きな気候変動が 各地で起こっていた。という事を確信します。また、原初の神である火の神が信仰されている のにもかかわらず、人間的要素を持つ神々の「アーディトヤ神像」が発見されたことから、 北から南への大移動が実際にあったことも確信します。 しかし「伝え手の村」「言伝の民」は、移動は更に昔にも1回あった事を示唆します。 また、二人は「月の円盤」から、この地方とイラーブリタでのみ太陽暦が使われていることを 知りました。バーラタでは作物を作る際細かな太陰暦を使う必要性がなかった為なのですが、 イラーブリタではなぜ新しい月にまるきり興味がないように太陽暦を使い続けたのか、 二人は、隊商の次なる報告を楽しみにします。 469オアシスロードsage04/08/31 20 08ID 9Ef9ffgm オアシスロード続き ヴリトラの背 長い間草原の人々の侵入を拒んできた高山の都市群。 あまりにも苛酷な山脈の環境が文明の伝達をずっと邪魔してきた。 良質の鉱石がとれ、特に白い地層から取れる金は昔から重宝されている。 ダイティヤと同じくわざとヴリトラの名をつけ侵入者を恐れさせた。 光の種:ウーツ合金(←白砂+アヤス鋼板←黒のアヤス金+赤の水銀鉱石) リブスとフィーナは「予言の書」から一回目の移動が6千年前、神と呼ばれた 豪族がこの地にたどり着いた時のものではないかと予想します。 しかしフィーナは今回の移動もまるで予言どおりに行われることに疑問を感じます。 「大移動ってもうそろそろだなって思ってするものなのかしら?」 リブスは、10年前に草原の戦で出会った光の使者の事を思い出し、 彼らが予言どおりに物事を進めようとしているのだと考えます。 また、「氷の家」と呼ばれる寺院群に、光の使者が光の種と帝王によって 氷漬けにされた人々を保管したという伝説が残っており、二人はイラーブリタの人々は 神災後「氷の家」に避難していたのではないかと考えます。 黄昏のウッタラカンド 六都市の最北端の都市群。寒冷期への気候変化が壊滅的な影響を及ぼしている。 ほとんどの人間が南下し、都市の再生はすでに不能。 残っているのは老人のみ。雪の降る中、まれに幻の名馬が目撃される。 光の種:磁器(←ゆう薬+金緑土←青土+黒土) ウッタラクルで主人公達は「生命の木の信奉」「生命の木の石」より、生命の木が、 更に北部から移動してきた人々(もしかしたら本当に神性があった人物達かもしれない) と共に運ばれてきた知識、技術の種だということを知ります。 これが神話中の一度目の移動となります。 また、ウッタラカンドでは、移動してきた人々をアスラと呼び、彼らは神災後 ウッタラクルにいた人間に知識を分け与え、彼らを他の地域の者をも導く光の使者へ 育て上げたとされています。 主人公達は、「サプタルシ(北極星)」「天のカーテン(オーロラ)」を見て、 神の羽衣が空に舞い、天界と同じ白夜の訪れるこの地区が天界に一番近い都市群で ある事を確信し、生命の木信仰の元になった神、アスラに全てを聞く為に 神の住む、天界トライローキヤを目指します。 470オアシスロードsage04/08/31 20 14ID 9Ef9ffgm 天界トライローキヤ 真の青い空を持つ神の国 交易はなくアスラの残した都市のモデルを見ることになります。 自分達がいったい何を食べ、何によって生活できているのか理解せず、 争いや忌み事を避け続ける高貴な人々。 世界と一体になり平和に暮らすことを選び、滅びに逆らわず、ただあるがままに過ごす 退廃的で怠惰な平和主義者。 そして、アスラの造った滅びた二つのモデル都市を支えるために生きる、第3の都市。 天界の更に奥を目指そうとするとアスラの一人、アーカーシャが立ちはだかります。 倒すと、ヴリトラの火とは、空からの赤い星で、それは元にあった白い月を破壊し、 新たな衛星となった現在の月だと言うことを明かされます。 白い月は塵となり、大気を覆い、冬の帝王の時代を引き起こした後、 土地に降り積もりました。 赤い月はその重力により海の満ち引きを狂わせ、地軸を狂わせ、 その熱で土地を燃やしました。 それに耐えた人々は、文明のない状態でも理解できる詩句や石版、 特定の家系での口伝を残します。 特定の家系のものは、心の奥底に知らぬ間に伝達されるべき光の知識を持ち、 光の使者として代々人々を導く役目となりました。 さらに、北部に残った人類の滅亡を感じ取ったアスラは人々を氷の家に導き、 200年後、外界に出た人々は新しい月の姿を見ることになりました。 しかし、アーカーシャは、文明が滅ぶのは天の火のせいではなく、 それを支えるものの力が弱まったときに滅んでいくのだと断じます。 文明は、戦う人間によって生み出され、繁栄が頂点に立ったときに、 そこで育った世代の戦う弱さによって滅んでゆく。 神代都市はそれは豊かな楽園のようだった。 さながら温室のように人々は平和だった。 それを支える下界のものなしで生きられないことに気づかずに… 471オアシスロードsage04/08/31 20 30ID 9Ef9ffgm アーカーシャは、オアシスロードを旅してきた彼らを、次なる文明の始祖となり、 神話に残り人々に崇拝されるだろうと祝福しました。 そして、人々を導く、前文明と現文明の橋渡しをする役目であったアスラの種は 天界を下り、ヴリトラの背を超え、人々と交わって消えていくことになるだろうと伝え、 彼女はその場を去りました。 オアシスロードは滅びますが、南下した人々によって、新たなる文明が栄えるでしょう。 オアシスロードの光の種は、以前アスラ達がしたように、主人公達や南下した前文明の 人々によって、次の文明に引き継がれるのです。 エンディング シャシャ隊 シャシャは、光の使者だからということではなく、オアシスロードの人々を守りたいと いう自分のしたいことがやっとはっきりわかりました。しかし滅び行くオアシスロードを 思い、人間は、戦いながら何に向かってるんだろう、とつぶやきます。 ポーリーはそれに答えます。 私達の祖先は星を行き来する技術さえも持っていた。 しかし彼らは人間の種としての限界を知っていたのでしょう。 自分達の次の種に知識の全てを伝えようとした。 私達にできることは自分の子孫に全ての知識を送ることぐらいよ。 戦いと繁栄の果てに何があるのかは、たぶん、誰にもわからないわ… 私達は、はかない流れのはかない一粒よ。 はかない一粒は自分の一生と向き合って、よく生きていくのがいいわ。 おいしいものを食べて、いい子を見つけて、楽しく生きましょ。 シャシャは、ポーリーは大人だね。とつぶやきます。 話のよくわからないディオスくんが退屈してきました。それを見たシャシャは 「お腹がすいたね、かえろっか」と下界へ降りる準備を始めます。 彼らは旅に終わりを告げました。 472オアシスロードsage04/08/31 20 35ID 9Ef9ffgm チャトラン隊 「…帰ろうか、ここ寒いし」 帰路に着きながら、ハヤグリーヴァはオアシスロードが滅ぶのに地図を作っても まったく無駄だったじゃないかと怒り、これも次の文明の真の人類の為なのか? と問います。 ドルヴァーサは、自分達は真の人間の為、短期間で文明の復興を進めるために必要な種族で あり、真の人間から見たら、悪魔のように強化された種だったのだろうと結論付けます。 ハヤグリーヴァは「悪魔で結構」、バーラタの森林を思い出し、自分だけが日の光を受けて 誰よりもぬきんでることだけを考えている木のように、自分達は生きてきたんだから、 これからも戦い続けて生きていきたいと宣言します。戦うだけしか能がないんだから、 戦って、それで滅びるならしょうがない。ドルヴァーサは呟きます。 「森林の木も仲間の木や他の種がないと生きていけないんだけどね…」 アールマティ隊 旅は終わりました。「宝はどこっ?」と意気込むアムルタートとハルワタートに アールマティは自分達の手に入れた財宝は、さまざまな知識を記したライブラリだと 明かします。 新たなる文明が栄えること=衣食住の需要が増えるということは、服屋の彼女達にとって 巨大な市場が生まれるということなのです。光の種の人々への伝達は、きっと彼女達の 成功を約束するでしょう。 シンパオ隊 人は戦をして進化をしていきます。大地の富は人数で割られるもので、 豊かになれる人は少ない。だから人は戦を続けます。 そして一箇所に集まった余剰の富から贅沢が生まれます。 シンパオはそんな戦や文明・知識に疑問を持ちますが、一瞬の後つぶやきます。 「ああ、ぜいたくっていいわ… それが人生の目的になることだってある…」 シンパオは宝石にかけた自らの旅の工程を静かに振り返るのでした 473オアシスロードsage04/08/31 20 38ID 9Ef9ffgm アクヴァーン隊 自分達も南に向かい、新しい文明と合流しようっていう話 クシャスラ隊 不明。すみません。 なお、シャシャ隊でアスラ戦に負けたときに限り10年前の草原の戦の際のムービーが見れます。 非常に幻想的なのでゲームを持ってる人はぜひ負けてみてください。 固有名詞でばればれな部分もあるかと思いますが、このゲームはインドを旅するゲームです。 架空の土地もありますが、基本的にはデリーあたり?(イラーブリタ)から左回りに ラミヤカ(インド西端部)→ダイティヤ(ジョドプル周辺?)→バーラタ(インド南部(中央部?)) →サウミヤ(ネパール・チベット)→ウッタラクル(現ウッタラカンド周辺)→トライローキヤ (カシミール周辺)というような旅路だと考えられます。 なんかこのゲーム、戦闘とかシステムとかは本当にどうだろうって感じの出来なんですが、 嫌いになれないのは素晴らしい音楽と、壮大なストーリーに対する主人公達の 庶民めいた結論のせいだと思います。
https://w.atwiki.jp/lieder_toeb/pages/132.html
ロード クラスチェンジ条件 アラインメント…L、HP…40000以上、MP…2500以上、装備…ブリュンヒルド、STR…NT、熟練度…NT+300以上 補正…攻+4 防+1 避+1 命+3 ヴァレリア王国の後継者としてフィラーハ教団が認めた者のみに与えられる称号。その能力はパラディンをしのぎ、解放軍を束ねる指導者にふさわしい。
https://w.atwiki.jp/263toeb/pages/170.html
ロード クラスチェンジ条件 アラインメント…L 熟練度…NT+300以上、HP…65000以上、MP…3000以上、STR…NT、DEX…ACE以上、装備…ブリュンヒルド 補正…攻+4 防+2 命+4 ヴァレリア王国の後継者としてフィラーハ教団が認めた者のみに与えられる称号。その能力はパラディンをしのぎ、解放軍を束ねる指導者にふさわしい。
https://w.atwiki.jp/onion1256/pages/30.html
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